近年、プログラミング教育が注目されており、お子様にも早い段階でプログラミングスキルを身につけさせたいと考える親御さんも多いでしょう。
そこで今回は、ビジュアルプログラミングを通して子供たちが遊びながら学べる「Tynker」をご紹介します。Tynkerは、ドラッグ&ドロップ操作でプログラムを組み立てられるため、初心者でも簡単にプログラミングの基本を学ぶことができます。
この記事では、Tynkerの概要や日本語対応について、そしてTynkerの使い方を詳しく解説していきます。
Tynkerとは?
Tynkerは、子供向けのビジュアルプログラミング学習プラットフォームです。ブロックベースのドラッグ&ドロップ式でプログラムを組み立てることができるため、コーディング経験がない子供でも簡単に学ぶことができます。Tynkerは、2012年に設立され、世界中で6,000万人以上の子供たちが利用しているとされています。
引用元:https://www.tynker.com/
Tynkerでは、様々なテーマのプロジェクトが用意されており、子供たちはゲーム制作、アニメーション、ロボティクスなど、自分の興味に合ったプロジェクトを選ぶことができます。プログラミングの基本概念を学びながら、自分だけのオリジナル作品を作成することができるので、遊び感覚で楽しみながらプログラミングスキルを向上させることができます。
また、Tynkerは教育機関向けのプランも用意しており、学校や教育センターでの利用が可能です。教師は、Tynkerのコースやプロジェクトを活用して、生徒たちにプログラミングを教えることができます。さらに、Tynkerは、オンラインで利用できるだけでなく、iOSやAndroidのアプリも提供しているため、スマートフォンやタブレットでも手軽に学習することができます。
Tynkerを利用することで、子供たちはプログラミングの基本概念を理解し、問題解決能力や論理的思考力を養うことができます。これらのスキルは、今後の学業やキャリアにおいて非常に重要なものであり、Tynkerを通じて子供たちの未来を切り拓くことが期待できます。
日本語対応について
Tynkerは基本的に英語で提供されていますが、一部の機能や教材については日本語対応がされており、英語が苦手な子供たちでも安心して学習に取り組むことができます。「Hour of Code」が提供している下記2つのプロジェクトであれば、プログラミング用のブロックや一部の指示は日本語表記されていますので、コーディングの基本操作を覚える際に迷わずに進めることが可能です。
また、iOSアプリでも一部日本語対応しており、スマートフォンやタブレットを使って手軽に学習することができます。ただし、Androidアプリについては現時点で日本語対応の確認ができていません。また、全ての教材やサポートが日本語対応しているわけではないため、英語の理解が必要な部分も一部あります。しかし、ビジュアルプログラミングの特性上、文字の理解よりも直感的な操作が重要であるため、英語が苦手な子供たちでもTynkerを利用して学習に取り組むことができるでしょう。
日本語対応の一部機能や教材を活用しながら、お子様に楽しくプログラミングの基本を学んでもらいましょう。
Tynkerの使い方
4.1. 豊富なプロジェクトから選択
Tynkerにはさまざまなプロジェクトが用意されており、お子様の興味や年齢に合わせて最適なものを選ぶことができます。例えば、ゲーム制作やアニメーション、ロボティクスなど、多彩なジャンルを楽しみながら学習できます。
4.2. コーディングの基本を学ぶ
Tynkerでは、プログラムの制御構造や変数、関数など、プログラミングの基本概念をビジュアルで学べます。子供たちにとって分かりやすい形で学び、自然と理解が深まります。
4.3. プログラムを実行し、問題解決力を鍛える
Tynkerで作成したプログラムは、すぐに実行できます。お子様は、自分が作ったプログラムの動作を確認し、問題があれば修正することで、問題解決力や論理的思考力を身につけることができます。
4.4. オリジナルプロジェクトで創造力を発揮
Tynkerでは、既存のプロジェクトだけでなく、オリジナルのプロジェクトも作成できます。自由な発想でアイデアを形にし、創造力を育てましょう。
4.5. 作品を共有して交流を楽しむ
引用元:https://www.tynker.com/community/projects/play/607e5ad8e1040628a319462d/
Tynkerでは、お子様が作成したプロジェクトを共有することができます。他のユーザーと作品を共有し、フィードバックをもらうことで、コミュニケーション力も向上します。
Tynkerを利用すれば、お子様が楽しみながらプログラミングの基本を身につけることができます。プログラミングスキルは、今後の学業やキャリアに大きく役立ちます。お子様の創造力や論理的思考力を育て、将来の可能性を広げましょう。
まとめ
本記事では、子供向けビジュアルプログラミングアプリ「Tynker」の概要や、その日本語対応について、そして基本的な使い方についてご紹介しました。Tynkerは、ビジュアルプログラミングを通じて子供たちが遊びながらプログラミングを学ぶことができる素晴らしいアプリです。基本的に英語で利用することになりますが、一部日本語対応がされており、特にiOSアプリでは日本語での操作が可能です。
Tynkerを通じて、子供たちはプログラミングの基本概念を学びながら、創造力や論理的思考力、問題解決力を身につけることができます。また、Tynkerアプリでは、作成したプロジェクトを簡単に共有することができ、世界中の人たちとコミュニケーションをとるチャンスも得ることができます。
プログラミングは現代の社会でますます重要なスキルとなっており、子供たちにとっても学ぶ価値があります。Tynkerを利用して、子供たちに楽しみながらプログラミングの基本を学ばせてみてはいかがでしょうか。このアプリを通じて、お子様の創造力や論理的思考力が向上し、将来のプログラミング学習にも役立つことでしょう。